空港駐車場の予約方法

空港駐車場の特徴の一つが、一般の駐車場と違って事前予約が出来るという点。旅行などで空港駐車場を利用することが早い時期に分っている場合や、繁忙期(夏休みやゴールデンウィーク、お正月など)の利用の場合は事前に予約した方が確実で、安心だ。

ここでは、空港内駐車場(羽田空港)と民間駐車場(羽田空港近隣の駐車場)のネット予約、電話・FAXでの受付をおこなっている場合の予約方法についてご紹介したい。

 

空港内駐車場の予約方法・・・羽田空港の場合

・羽田空港にはP1(第1)〜P4(第4)と4つの駐車場があるが、ここでは一般財団法人空港環境整備協会が管理するP2(第2)とP3(第3)駐車場の予約方法を見てみたい。

P2は第1旅客ターミナルに近く、日本航空(JAL)とスカイマークを利用する際に便利な駐車場。P3は第2旅客ターミナルに近く、北九州行きを除く全日空(ANA)、エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー(関空行き)を利用する際に便利な駐車場である。

こちらは「入場日が現在日の翌日から30日以内」の場合にインターネット予約ができる。1件の予約に対しての予約手数料は500円。実際に駐車場を出る際に予約手数料も利用料と一緒に清算する。予約やキャンセル、変更などは全てインターネット経由で行い、電話では予約方法についての問い合わせにのみ対応しているので注意したい。

 

①ホームページ(https://hnd-rsv.aeif.or.jp/airport/entrance/0004.jsf)にて、「現在の予約状況」で自分の利用したい日の空車があるかを確認する。

②会員登録をする。その際には「氏名、連絡先電話番号、車のナンバー、メールアドレス(携帯電話のアドレスは不可)、パスワードを登録することになる。登録するとメールアドレスに確認メールが送信される。そのメールに記載されたURLを開くと会員登録が無事に完了となる。

③予約サービス画面の左側の「ログイン」をクリックし、車のナンバーとパスワードを入力。駐車場への入場日(利用開始日)と出場日(利用終了日)を選択し、予約する。

※注意
・1件の予約では、最長15日間まで、1人で3件までの予約が可能。
・予約したい期間内に満車の日が含まれていると、予約が出来ない。
・2つの予約を重複した日程や連続した日程で予約は出来ない。
・利用開始日以前であれば、キャンセルが可能。キャンセル料は掛からない。
・利用開始日前であれば、予約変更が可能。
・予約、キャンセル、変更が確定すると登録したメールアドレスに確認メールが来る。

 

民間駐車場の予約方法・・・A駐車場の場合

①駐車希望日の料金と空車の確認を行う。

②登録するメールアドレスを入力し、送信すると駐車場から予約ページのURLが記載されたメールが来る。

③予約ページを開ける。氏名、電話番号、行き帰りに利用する空港名、出発日・帰着日などを入力する。

④予約完了ページから、予約確認メールを送信。

⑤予約確認メールに記載のURLからMY予約ページを開き、予約内容を確認する。

※注意
・予約の確認、変更、キャンセルなどがMYページで出来るが、前日・当日の場合は電話で問い合わせること。

 

<その他、電話・FAXでのみ予約を受け付けている場合>

・電話、FAXの場合「氏名、住所、連絡先電話番号、出発日、出発便、車種、ナンバー、搭乗人数、到着日、到着便」などを伝える。FAXの場合はインターネットで受付票をダウンロードし、印刷して書き込めるようになっている駐車場もある。

・電話予約は「予約は前日まで」というところと、「空いていれば、当日でも」というところもある。電話の受付時間は駐車場の営業時間よりも早く終了する場合があるので、予約受付時間を確認しておこう。

 

●予約方法まとめ

・各空港内駐車場、民間駐車場ごとに予約のシステムは異なるため、上記は一つの例として参考にして欲しい。

・どの駐車場の予約画面にも「利用規約」を一読してから予約をするようにと書かれている。駐車場それぞれで規約に違いがあり、免責事項や管理方法についても事細かく記載されている。利用時のトラブルを避けるためにも、利用規約には必ず目を通し、納得のいく駐車場を選ぶこと。場合によっては、疑問点を問い合わせることも必要である。

 

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