空港との送迎方法について
空港近辺の民間経営駐車場に多いのが、「空港への送迎付き」駐車場。空港併設の駐車場が込み合ったり、満車だったりする場合でも安心のこのシステムを詳しくご紹介！
●どんな風に送迎される？
送迎のパターンは大まかに二通りある。一つは「個別送迎方式」もう一つは「相乗り送迎方式」である。
どちらの方式でも、空港のターミナル前まで送迎してもらえるので、大きな荷物を持っての移動を避けられるというメリットや、空港併設の駐車場への入場待ち渋滞に巻き込まれずに空港ターミナルへ到着できるというメリットがある。料金も比較的手ごろのため、送迎付き駐車場を利用する人は多い。
・「個別送迎方式」の場合は、駐車場に車を入庫し、手続きを終えた順に順次空港へ送ってもらう。自分（とその同乗者）の都合に合わせて送迎してもらえるため、時間のロスが少なく、自由度が高いのが特徴。
空港からの帰りは、帰りの便を伝えておけばそれに合わせて迎えに来てくれている場合と、空港周辺に駐停車スペースが無い場合では、飛行機が到着したら（もしくは入国審査を通過したら、などの場合も）電話で連絡する場合がある。
・「相乗り送迎方式」は、出発時間が決まっており、それに合わせて何グループかが一緒に送迎車へ乗り、空港へ送ってもらう。出発時刻が２０分毎などと決まっている場合や、○○便に搭乗するグループが揃ったら出発という場合もある。
空港からの帰りは、あらかじめ決められている集合場所に行き、決められた時間にターミナル前で送迎車に乗せてもらう場合と、到着したら駐車場へ連絡を入れ、同じ時間帯の利用者が揃い次第送迎車に乗せてもらう場合などがある。
この方式では、他のグループとの相乗りになるため、待ち時間が発生することも多い。また同じ送迎車でターミナルをいくつか廻る場合もあり、駐車場と空港の移動時間が多めに掛かる場合もあるので注意したい。
●利用の注意点
送迎付きの駐車場では、送迎できるスタッフの数にバラつきがあり、送迎の間隔も駐車場によってまちまちである。個別に送迎されるのか、相乗りなのか、予約前に確認することをおすすめする。
また、繁忙日と閑散日でも送迎に掛かる所要時間は変わってくるので、空港への到着時刻にはゆとりを持っておくことが望ましい。
チェックイン時間の管理などは、利用者の責任で行うという方針になっている駐車場が多いので、送迎の遅れによって飛行機に搭乗できなかったという事のないように、利用者本人がゆとりのあるタイムスケジュールを組んで駐車場を利用することが必要だ。
